自然な履き心地のナイキ上位モデル Nike Vomero 17 をレビュー

Vomero 17(ボメロ17)はナイキから2023年10月に発売されたランニングシューズです。
ホールド感のあるしっかりしたアッパー、2種類のフォームを使い分けるミッドソール、耐久性のあるアウトソールが特徴の一足。詳しくレビューしていきます。
ホールド感のあるしっかりしたアッパー

ボメロ17 はアッパーにエンジニアードメッシュを採用しており、足を確実にホールドしてくれます。ヒールカップも硬めの芯材が入っており、全体的にしっかりとした足入れ感。
また、メッシュアッパーは箇所によって編みを変えており、軽量性、耐久性と通気性を兼ね備えています。
2種類のフォームを使い分けるミッドソール

ボメロ17 はミッドソール上部に ZoomX フォーム、下部に Cushlonフォームを使用しており、反発性とクッション性を両立させています。
ナイキの上位モデルに採用されている ZoomX フォームを積み重ねて配置することで、軽量ながら反発性の高い履き心地となっています。
柔らかすぎず硬すぎずない感触で、ランニングの後半でも違和感なくスピードを上げていける感覚でした。
耐久性のあるアウトソール

ボメロ17 のアウトソールには突起のついたラバー素材を使用しています。触ってみるとかなり硬めの感触で、耐久性も期待できそうです。
上位モデルは軽量性のために耐久性を犠牲にしてラバーを省略することが多いですが、ボメロ17 はしっかりとラバーを搭載。デイリートレーナーとして日々の練習に躊躇なく使用することができます。
Nike Vomero 17 の実走レビュー
ボメロ17を実際に履いて走ってみると、その軽量さとミッドソールの反発性によってどんどん加速していける爽快さを感じました。
アッパーのホールド感と安定感が高く、不安を感じることなくスピードをあげて走り続けることができます。
全体的に、しっかりとスピードを出して練習するためのテンポアップシューズとしてぴったりだと感じました。特に、キロ4分台から5分前半までのスピード帯にちょうど良さそうです。
Nike Vomero 17 をおすすめするランナー
ボメロ17 はベーシックな履き心地ながら、ZoomXフォームなどナイキの最新テクノロジーが搭載されているハイクラスな一足。
個人的にはナイキのペガサスシリーズの上位版とも言えるシューズだと思います。
厚底シューズやカーボンプレートの入ったシューズの履き心地が苦手な方、自然な履き心地のテンポアップシューズを探している方におすすめできるでしょう。
この記事を書いた人
ランニングシューズアドバイザー編集部
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