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安定性重視のスタビリティーシューズ New Balance Fresh Foam X 860 v13 をレビュー

Fresh Foam X 860 v13

Fresh Foam X 860 v13フレッシュフォーム X 860 v13)はニューバランスから20229月に発売されたランニングシューズです。

フィット感の良いアッパー安定性重視のミッドソール厚めのラバー素材の使われたアウトソールが特徴の一足。詳しくレビューしていきます。

フィット感の良いアッパー

Fresh Foam X 860 v13 アッパー

Fresh Foam X 860 v13 のアッパーは、エンジニアードメッシュを採用。適度な硬さもありサポート感とフィット感のバランスが取れている印象です。

タンもアッパーとつながっている一体型の構造となっており、フィット感の良さに寄与しています。

また、かかとのヒールカップは硬めの芯材が入り、安定性を重視したものになっています。とはいえ、踵上部の肌と当たる部分は柔らかい素材が使われているので痛みや違和感などは感じませんでした。

安定性重視のミッドソール

Fresh Foam X 860 v13 ミッドソール

Fresh Foam X 860 v13 のミッドソールは同じ Fresh Foam ラインナップの 880 や 1080 シリーズと比べるとやや硬めに設計されています。

ソール内側の土踏まず部分に倒れ込みを防止するためのパーツが配置されており、接地時に足が内側に倒れ込みすぎることを防いでいます。

全体的にクッション性よりも安定性を重視したミッドソールに仕上がっている印象でした。

厚めのラバー素材の使われたアウトソール

Fresh Foam X 860 v13 アウトソール

Fresh Foam X 860 v13のアウトソール素材は厚みのあるラバーが使われており、非常に耐久性が高いです。

その分、重量は重めとなっているのでとにかく軽いシューズを探しているランナーには向かないかもしれません。

また、接地面が広く取られており、アウトソールも安定性を意識していることが分かります。

New Balance Fresh Foam X 860 v13 の実走レビュー

Fresh Foam X 860 v13 を実際に履いてみると、とても安定感を重視したシューズに仕上がっているなという印象でした。

ミッドソール内側に配置されているパーツのおかげで、接地時に足がブレることなく、ある程度の距離を走ったあとでも一定のフォームで走り続けることができました。

シューズ自体がやや重めだと感じましたが、とにかく安定感は抜群です。

個人的にはキロ5分後半から6分台のゆっくりペースでランニングフォームを意識しながら走るのにちょうど良さそうだと感じました。

New Balance Fresh Foam X 860 v13 をおすすめするランナー

Fresh Foam X 860 v13 はシューズに安定感を求めるランナーやフォームがまだ定まっていない初心者ランナーにおすすめできるモデルです。

ランニングの後半でフォームが崩れてしまうのが気になったり、接地時に足が内側に倒れ込む傾向があるオーバープロネーション気味のランナーには良い選択肢になりそうです。

高いクッション性や軽量性をシューズに求めるランナーには向きませんが、安定性を重視するランナーには非常におすすめできるシューズです。

この記事を書いた人

ランニングシューズアドバイザー編集部

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