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快適でクッション性の高いデイリートレーナー New Balance Fresh Foam X 1080 v13 をレビュー

Fresh Foam X 1080 v13

Fresh Foam X 1080 v13フレッシュフォーム X 1080 v13)はニューバランスから202310月に発売されたランニングシューズです。

足入れがソフトで快適なニット素材のアッパー反発性の向上したミッドソールデザインを一新したアウトソールが特徴の一足。詳しくレビューしていきます。

足入れがソフトで快適なニット素材のアッパー

Fresh Foam X 1080 v13 アッパー

Fresh Foam X 1080 v13のアッパーは自然なフィット感を得ることができます。やや厚手のニット素材で、ホールド感はありながらも柔らかな感触です。

また、アッパーと一体型のタンは厚みがありフカフカで、長時間走っても痛みや違和感を感じることはありませんでした。

かかと部分にはプラスチック製の補強パーツが入っており硬めの感触。しっかりかかとをサポートしてくれるので走っていて踵がすっっぽ抜けるような心配はありません。

全体的には柔らかめのアッパーなので、フィット感よりもしっかりしたホールド感を求めるランナーには安定感が不足していると感じる可能性もあります。

反発性の向上したミッドソール

Fresh Foam X 1080 v13 ミッドソール

Fresh Foam 1080 v13のミッドソールには、新たに設計された Fresh Foam X 素材が採用されています。この素材は軽量性と反発性が高く、厚みがあるミッドソールですが比較的軽量に仕上がっています。

特に、前作の 1080 v12 と比べると、反発力が向上していると感じました。ミッドソールの沈み込みが少なくなり、推進力が増した印象です。前作はフワフワめの接地感でしたが今作の v13 はムチッという感触です。

デザインを一新したアウトソール

Fresh Foam X 1080 v13 アウトソール

Fresh Foam 1080 v13 のアウトソールは、前作からデザインが一新されました。フラットで広い接地面のおかげで走りに安定感があります。

中央部を除いたアウトソール全面にラバー素材が貼られているため、デイリートレーナーとして十分な耐久性があるでしょう。特に負荷のかかるかかと部分にはより耐久性の高い素材が利用されています。

New Balance Fresh Foam X 1080 v13 の実走レビュー

実際に Fresh Foam X 1080 v13 を履いて走った感想としては、クッション性と反発性のバランスが非常に優れたシューズだと感じました。硬すぎず柔らかすぎないミッドソールにより、キロ5分を切るペースから6分台のペースまで違和感を感じることなく走ることができました。

また、柔らかなアッパー素材や厚いタンのフィット感が抜群で、快適に走り続けることができます。

ゆりかごのようなメタロッカー構造と自然な反発感のおかげで自然と足が前に出続ける印象を感じました。

New Balance Fresh Foam X 1080 v13 をおすすめするランナー

Fresh Foam X 1080 v13 はデイリートレーナーとして日常のランニングシューズを探している方にお勧めできるモデルです。個人的にはキロ5分台でのランニングにピッタリだと感じました。

気持ちよく走り続けることができるシューズなので、日常のリフレッシュのため、爽快感を求めるランナーには特におすすめできます。

キロ4分台などの比較的早いペースで走りたい方や、レース志向のランナーには LSD やリカバリーラン用のシューズとしても使うことができそうです。

この記事を書いた人

ランニングシューズアドバイザー編集部

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